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司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所

お客さまの課題を引き出し、解決方法を提案できる事務所を目指しています。メンターエージェントには事務所のビジョンにマッチする人材を紹介いただいています。司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所 代表社員・所長 星野大記氏

 東京都中央区日本橋の司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所は、従来の司法書士業務(不動産および商業登記・会社法務・訴訟)サービスをオールラウンドに提供。さらにワンストップでクライアントの課題を解決できる事務所を目指して新たなマーケットの創出に取り組んでおり、メンターエージェントも利用して、事務所のビジョンにマッチした人材を積極的に採用している。所長の星野大記司法書士に、事務所の経営ビジョンと人材採用、そしてメンターエージェントを利用するメリットなどについて詳しく話をうかがった。

もくじ

司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所

■業務
不動産法務・登記、会社法務・登記、個人法務、グローバルサービス
※事務所の詳細については下記ホームページをご覧ください。
http://hgo.jp/

事務所の経営ビジョンにあった人材を求めて、メンターエージェントを利用

― 司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所(以下、星野合同事務所)ではメンターエージェントをどのように活用していますか。

この8月から社内の組織体制も一新し、新しい事業領域の創出、地方への拠点展開を積極的に推し進めています。このような事務所の経営ビジョンや戦略を実現するためには、それを一緒に担ってくれる人材が必要ですから、いい人材を積極的に採用していきたいと考えメンターエージェントを活用させてもらっています。これまで、2007年度に1名、昨年は3名、今年はすでに4名と計8名の司法書士有資格者をメンターエージェントから紹介いただき採用しました。実務経験なしの新合格者の方から一般企業での法務経験が豊富な方まで、多様な人材を紹介してもらっています。

事務所の経営ビジョンと求める人物像

― それではここからは、星野合同事務所の経営ビジョンとそのために採用したい人物像についておうかがいします。まずは現在目指されている事務所のビジョンについて教えてください。

従来からの司法書士業務を多くのお客さまから依頼を受け高い品質で対応していくことは当然のこととして、お客さまのニーズや課題を引き出して、その解決方法を士業という枠にとらわれずに提供できる事務所になりたいと考えています。「士業の枠にとらわれず」というのは、「司法書士だから、行政書士だからここまでしかできません」というのではなく、お客さまの課題解決のためのサービスをワンストップで提供するということです。もっとお客さまに深く入りこみ、そのお客さまが持っている顕在的な課題はもちろん、潜在的な課題をも引き出して、あらゆる課題に対し、解決方法を提案していきたいと思っています。お客さまとのコミュニケーションのなかから課題やニーズを引き出せれば、その数だけマーケットは存在するのではないでしょうか。

― 具体的にはどのようなマーケットがあるとお考えですか。

企業のお客さまからの相談をいろいろヒアリングしてみると、企業内で発生する課題のなかには法務マターで解決できるものが結構あるなと感じており、それを解決するための仕組み作りを自分たちで考えて提案し始めています。営業社員のマネジメント業務を支援するといった、一見、司法書士業務とは関係なさそうなところにもニーズはあります。また、事業承継(M&A)も財務・税務面が中心と考えがちですが、引き継ぐ会社と引き継がれる会社間での書式等の整合性をとるための仕組みづくりなど、法務面で関与できるところも多くあります。
 他にも、今まで弁護士が独占していた渉外系業務(英文での契約書作成・チェック、外資系会社社員のリロケーションサービス等)についても需要は多いです。このあたりは以前からグローバルサービスとして取り組んでおり、渉外弁護士事務所にひけをとらない質のサービスを提供できると自負していますので、これからもどんどん受託していきたいと思います。

また現在は、京都に支店を展開していますが、地方への拠点展開をさらに進めていくつもりです。地方のお客さまの声を聞くと「司法過疎」の問題はとても切実なものだと感じています。東京で培ったサービスを、そういった地域へも提供できるようにしていきたいと考えています。直営店という形だけでなく、すでに地域に根ざしている司法書士事務所とのパートナーシップということも視野にいれています。

― そのようなビジョンや戦略を実現されるためには、どのような人材が必要ですか。

ひとことで言えば、「お客さまからニーズを引き出すことができ、それを解決することができる人」です。従来の専門家は専門的な知識を持っていればよかったといえますが、これだけインターネットの普及が進むと一般の人でもある程度の知識や情報は簡単に得られます。これからの専門家に求められることは、持っている知識や情報を具体的な事案に対してどのようにあてはめ、いかに使っていくかという「技術力」でしょう。登記などの手続き業務だけをやりますという方も、組織のなかの役割分担を考えればもちろん必要です。ただそういった役割の方は、「代わりがきく人」という存在になってしまい、せっかくの自分の特性を活かす仕事ができないように思います。自分の経験・知識・アイデアを積極的に活用して、お客さま、ひいては社会に対し貢献していこうという気持ちのある方が必要であり、そういう志向の方と一緒に仕事をしたいなと考えています。

― 実際の採用面接ではどのような点を重視されていますか。

「素直さ」と、考え方に柔軟性があるかということです。特に実務経験がない、これから司法書士としてのスタートをきる方には、「わからないことはわからないと言える」素直さ、「自分の考えに固執しすぎず、周りの状況や他者の意見を考慮しながら自分の考えを訂正できる」柔軟性を持っていて欲しいと思います。また、すでに特別な経験や高いスキルを持っている方には、その経験やスキルの内容を重視しますが、やはり柔軟な考え方ができる人を望みます。経験的に、そのような方のほうが伸びしろがあるというか、成長する可能性が大きいように感じています。また当然、事務所のビジョンや戦略に共感できるということが前提で、その方の持つ経験や知識と事務所のそれがシナジー効果を上げることができそうかどうかという観点を重視しています。

メンターエージェントを利用するメリットについて

― 星野合同事務所がメンターエージェントを利用し続けている理由は何ですか。

理由は2つあります。

「私の考えをよく理解してくれているからこそ、こちらが予想もしていなかった人材を紹介いただけて、とても嬉しく思っています」インタビューに答える星野大記氏

1,お互いの強みを理解できること

自分たちでも独自に採用活動を行っていますが、採用面接の難しさを実感しています。人材の方との「相対での面接」は、双方ともに思い入れや思い込みがあるため、何度やってもお互いの良さを伝えきることができないように感じています。
 その点メンターエージェントは、事務所の将来像やビジョンをよく理解してくれていますし人材の方のキャリアプランもしっかり把握されているようですので、面接の場において、それぞれの考えや強みを補足してくれたり、かみ砕いて表現してくれたりします。お互いの良さがグンと理解しやすくなり、両者ともに納得した決定ができているように感じます。

2,長期間アンテナを張り続けて、予想もしていなかった人材を紹介してくれること

実はメンターエージェントからは、こちらが特に募集していないときにも人材を紹介されることがあります。それが、一般企業の法務部門での長いキャリアを持っているとか、非常に語学力が高いなど、こちらが予想もしていない特別なスキルを持った人材だったりします。私がやりたいことや事務所がやろうとしていることをきちんと理解してくれて、覚えていてくれるからこそだと嬉しく思っています。そのような人材はスポットで探してもなかなか見つからないものですので、私のためにそのような能力を持った方がいないかと、ずっとアンテナを張ってくれているおかげだと感謝しています。こういった経緯で入所された方は、今では事務所の役員として大活躍しています。

以上のことは、私とメンターエージェントの間に信頼関係があるということが前提となっています。もともと私はメンターネットワークのメンバーということもあり、山口社長には事務所の経営全般について相談してはいましたが、メンターエージェントの人材紹介を利用することで、私の考えや事務所の将来像について語り、それについていろいろ助言をいただく機会が増えました。そのうえで、こちらが納得できる人材ばかりを紹介してもらっています。採用を支援いただいたことで、さらに信頼関係は深まっていると思います。

― 既にサービスを利用しているユーザーとして、メンターエージェントの賢い利用法があれば教えてください。

メンターエージェント、そもそも人材紹介を利用したことのない方がたは、言葉は悪いですが、「人材紹介=決めてナンボ=ブローカー的」というイメージがあり、ある種の胡散臭さを感じていらっしゃるのではないでしょうか。以前から事務所の経営について山口社長にいろいろと相談にのってもらっていた私でさえ、最初は正直言って、「えっ、人材紹介? 適当な人を押し付ける気?」と密かに心配してしまいました(笑)。しかし、メンターエージェントは、私や事務所のビジョン・方向性をしっかり理解してくれたうえでの紹介(※)ですので、こちらが募集していてもマッチする人材の方がいなければ紹介されませんし、前にも言いましたが、募集していないときでも事務所の戦略的にはこのような人材がよいのではないかと紹介してくれます。
 司法書士事務所も「組織」ですから「組織」としてやっていく以上、人材戦略は重要なことです。いきなり人材の紹介を依頼するのではなく、人材や組織・経営に関してモヤモヤしているものがあれば、それを相談してみることから始めてみたらいかがでしょうか。自分ひとりで考えているより、第三者に話すことで自分の考えや事務所の目標が明確になることもあります。一度相談してみれば、さきほど言った「胡散臭さ」は払拭されるのではないかと思います。

(※)メンターエージェント担当者より
メンターエージェントは、300ほどの士業事務所の経営支援を行っているコンサルティングファームが運営する人材紹介サービスです。事務所が成長するための経営支援を最大のミッションとしていますので、はじめに「求人ありき」「求職者ありき」の紹介は行いません。まずは事務所の経営ビジョン・経営戦略をじっくりおうかがいし、ほんとうに人材が必要か、どんな人材が必要なのかというところから、一緒に考えています。

メンターエージェントへの要望と今後の抱負

― メンターエージェントに対してこんなことをして欲しい、という要望はありますか。

現在も、内定が決まったあと何か月間か、人材の方に対してフォローしていただいているようですが、それを例えば半年後、1年後というような区切りにも行ってもらえないかなと思っています。事務所としても、所員のキャリアプランと事務所のビジョンをうまく摺りあわせて双方が成長を楽しめる環境作りをしていきたいと考えており、所員のキャリアアップのための制度を整えているところですが、そういった面でのサポートもしていただければと思います。

― 星野合同事務所の今後の抱負をお聞かせください。

業務面については前に述べたとおりですが、星野合同事務所はCSR活動にも力を注いでいます。所員には、1%ボランティア活動(就業時間の1%をボランティア活動にあてる)を推進していますし、会社設立の依頼があったお客さまには、設立した会社が100年以上続きますようにという願いも込めて、100本の植林(費用は5万円)をお願いする活動も勧めています。その他にも、学校での「身近な法律講座」の実施など、環境や地域に配慮したさまざまな試みを行っています。
 お客さまの課題解決のためにワンストップでサービスを提供することと、このような活動をあわせて「すべての人間が人間らしさを実感できる社会」であるように、事務所として社会に貢献していきたいと考えています。

司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所 代表社員・所長 星野大記氏

司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所にて(右は弊社代表山口)

お忙しいなか、ありがとうございました。


※ 取材日時 2009年9月