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荒早苗司法書士 (赤富士司法書士・行政書士事務所)

「この人に相談してもらえてよかったな」と思っていただけるように――

荒早苗司法書士

― はじめに、赤富士司法書士・行政書士事務所のセールスポイントを教えていただけますか。

 相談にいらっしゃる方というのは、悩みを抱えているから来所されるわけです。ですから私は、特に最初にお話をうかがう際には、カウンセリング的な要素がとても大切だと考えています。お客さまがリラックスして、抱えていらっしゃる問題の核心をひも解くことができるように、という点はいつも気をつけています。「この人に相談してよかったな」と思っていただけるように。もともと私自身が明るい性格なので、うちにいらしたことで元気になっていただけるように……と常に心掛けています。一言でいうと、元気な事務所ということですかね(笑)。また、「司法書士に頼んでよかった」ではなく「荒さんに頼んでよかった」と言っていただけるようになりたいと思っています。

お客さまからの「ありがとう」を、現場で直接うかがえたことは本当に嬉しかったです

荒早苗司法書士

― 司法書士になって、荒さんが今まででいちばん嬉しかった『ありがとう』を教えてください。

 印象深かったのは、福祉関係者のご紹介で区の成年後見センターからご依頼をいただいた時のことです。成年後見制度について財産管理を司法書士が行うことなどを説明した際に、お客さまが涙ぐみながら「こういう制度は昔からあったんですか」と質問されたんです。昔からあったものが、10年前に制度が変わって今のような形になったことをご説明すると「もっと昔からこのことを知っていたら、心配しなくて済んだのに……教えてくれてありがとう」と、涙を浮かべて感謝のお言葉をくださったんです。高齢化社会の今、誰もが老後に成年後見制度を利用する機会が増えています。私たち法律家に依頼することによって財産を守ることができる――それに対しての感謝を、現場でお客さまから直接うかがえたことは本当に嬉しかったです。また、勉強を頑張ってきてよかったと心から思いました。以前はお年寄りと接する機会もほとんどありませんでしたが、後見業務に携わるようになってから、年を取るということは順番で「自分もいつか必ず老いるんだ」という、そんな当たり前のことにも改めて気づかされるようになりました。自分が老いた時に「こういう人になら自分の大切な財産を預けても安心だ」と思えるような対応を心掛けています。
 それ以外の業務でも、例えば会社設立案件では、希望に満ちたお客さまと二人三脚で設立に向けてたくさんの打ち合せを重ねながら設立登記の書類という形にしていきますから、会社設立登記が完了し、最後に完成した書類をお渡しする瞬間は達成感を感じます。相続案件では、何をしていいかわからずに戸惑っているお客さまからお話をうかがい、必要な手続きを洗い出して説明していきます。そのようなプロセスを経て、最後に権利書などの書類一式をお渡しする時、お客さまから「ありがとう」と言っていただけることが多く、その瞬間にはやっぱり毎回「司法書士になってよかったな」と感じますね。

現場には、勉強のつらさを超える素晴らしい世界があります

髙橋遼太司法書士

― それでは、これから司法書士を志す方・なりたての後輩たちへメッセージがあれば教えてください。

 大げさではなく「司法書士資格を取得してよかった」と、私は毎日心から感じています。受験時代も司法書士という職業への憧れを持って勉強していましたが、実際に実務の現場に出てみると、あのころ考えていたよりもずっとずっと充実した世界が待っていました。合格するまではものすごく大変ですが、そのあとは勉強のつらさを超える素晴らしい世界があります。ですから夢を持って頑張っていただきたいと思います。また、司法書士の業務領域も広がってきているので、そういった面でもやりがいのある仕事です。幅広い可能性を秘めている資格ですよ、司法書士は。司法書士の仕事は社会の中で必ず必要とされる仕事ですから、若手でもいろいろな分野で活躍できる機会が多いのではないかと思います。

― 独立・開業についてはどのように考えていらっしゃいますか。

 私は独立した方がいいと思います。自分で実際にやってみないと、わからないことが多いですからね。また、頑張った分だけすべて自分に返ってくるというのは非常にやりがいになります。例えばホームページひとつでも、内容を充実させようと考えてコンテンツを工夫した結果が依頼につながったり……自分が行ったことが成果になる、それはやる気にもつながります。また、お客さまが、別のお客さまを紹介してくださるということも自分に対しての評価であるわけです。さまざまな方と接する機会も多くなるので、これまで出会わなかった方々とのつながりが広がっていくことはとても楽しいです。
 「みんなで司法書士になって、みんなでこの業界を盛り上げて行こうよ!」って言いたいですね(笑)。もちろん、最初は不安もありました。でも、独立の方が自分に合っているなと感じたので決心したんです。実際に開業してみると「司法書士って意外と新人でも仕事はあるものだな」という感想を抱きました。不景気でも相続は生じますし、成年後見制度に関しても同じくです。景気がよくても悪くても、需要がある仕事だと思います。

― 最後に今後の抱負や目標を教えてください。

 赤富士という名前には縁起のよさや飛躍、繁栄という意味があります。また『赤』は女性、『富士』にはいちばん……という意味合いも込めています。ひとくちに『いちばん』と言ってもいろいろありますが、私は「信頼の厚さでいちばんの司法書士」になれるよう、これからも日々精進していくつもりです。
 今はまだ、自分自身がどんな業務に相性があるかは未知数です。でも、舞い込んできた事柄には必ず『ご縁』があると思っていますから、その『ご縁』というものをこれからもどんどん広げて行きたいですね。

荒早苗 司法書士 (赤富士司法書士・行政書士事務所)

【プロフィール】
東京都生まれ。平成22年8月1日東京都杉並区にて赤富士司法書士・行政書士事務所開設。

にこやかで明るく、心を込めて質問に答えてくださった荒さん。女性らしい細やかな配慮いっぱいの取材となりました。司法書士という職業を心から愛し、楽しみながら充実した日々を過ごされている様子が存分に感じられました。取材中も笑いが絶えず、本当に「明るく元気な事務所」であることがよくわかりました。お忙しいなか、ご協力をありがとうございました!!


※ 取材日時 2011年9月


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