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司法書士 新人研修について

研修が終わってから就職活動を行ったほうがよいのでしょうか。

その方の事情によって異なりますが、早い方は筆記試験終了後から活動されています。

 たくさんの研修があるため、就職時期をいつにすべきかとのご相談が毎年寄せられます。例年、新合格者の方が実際に就職活動される時期と働き始める時期は以下のとおりです。

活動時期 働き始める時期など
筆記試験の合格発表前
(7月~9月)
基準点を上回り、ほぼ合格だろうという感触をお持ち方のなかには、筆記試験の合格発表前から就職活動を始める方もいらっしゃいます。内定をもらった場合は、その時点で働き始める(または合格を停止条件として働き始める)ことが多いようです。
筆記試験の合格発表後
       ~研修開始前
(10月、11月)
都市部ではこの間に就職活動をされる方が最も多いように思います。働き始める時期については、内定後すぐというケースと研修がひと通り終わってからという2パターンに分かれます。
研修期間中
(12月~3月)
研修の合間をぬって活動される方もいらっしゃいます。
ただ、研修があるため事務所との面接日程の調整が困難なケースも多くなります。実際に働き始めるのは研修終了後が多いようです。
研修終了後~認定考査まで
(3月~5月)
日本司法書士会連合会主催の研修は例年3月初めには終わるので、その後に就職活動を始められる方も多くいらっしゃいます。就職が決まった場合、ほとんどの方はすぐに働き始められますが、認定考査終了後、配属研修終了後(配属研修を登録の前提としている単位会の場合)に働き始められる方もいらっしゃいます。
認定考査終了後
(6月以降)
ここまで就職されていない方はごくわずかですが、実際にはいらっしゃいます。事情はさまざまですが「認定は確実に取得しておきたかった」「運転免許を取得するため」「希望する事務所に就職できていない」などがその理由でしょう。

 人それぞれなので何がスタンダードということはありませんが、なるべく情報は早めに集め(そのためにもぜひ弊社の就職・転職セミナーを受講ください)、ご自身の事情を加味して選択されることをお勧めします。就職はご縁ですし、どの時期がベストということはありませんが、総じて言えることはみなさんが希望されるような人気の事務所はどんどん人材を採用して早目に定員が埋まってしまう傾向にあるということです。

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新人研修の費用が結構かかると聞きましたが、だいたいどれくらいかかるのでしょうか。

宿泊費などの負担もあるので20~40万円は必要。なお司法書士の研修専用の融資制度も一部金融機関で取り扱っています。

 平成27年度の受講料をみると、中央新人研修が43,200円、ブロック新人研修が32,400円、特別研修が145,000円と、受講料だけで合計220,600円です。このほかに、ホテルの宿泊代や参考図書などの書籍代、懇親会費もかかりますので、特別研修を受けない場合で20万円ぐらい、3つすべてを受講すると40万円強は必要です。

 結構な負担額ですので、例年、費用面から受講を断念される方もいます。そのため日本司法書士会連合会では、「司法書士中央新人研修」及び「司法書士特別研修」受講者を対象に、信用組合が開発した研修費用貸付制度「司法書士研修費用専用ローン」の案内もしています。そういった制度も調べてご活用ください。
 各司法書士会が行っている単位会研修についても平成25年度でみると、研修日数が比較的多い東京会が3万円、埼玉会や千葉会は2日ほどの日程のためか無料でした。単位会研修の内容や費用は各司法書士会によってまったく異なりますので、受講したい地域の司法書士会にお問い合わせください。

※「司法書士研修費用専用ローン」金融機関の取扱状況をメンターエージェントで確認してみました(平成26年年10月1日現在)。

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研修は申し込めば必ず受けられるのですか。

申し込み期限や定員がありますので、ご注意ください。

 研修への申し込みの受付期間は厳格で、受付期間終了後の申し込みはできないようです。また、合格証書授与式より前に期限が設定されている研修もあります。申し込みは合格証書の交付後だろうという思い込みから、期限を過ぎてしまったという方が毎年いらっしゃいますので注意してください。
 そのほかに注意すべきポイントは下記3点です。

 【研修費用】
  費用が思いのほか高く、受講ができなかったという方もいらっしゃいますので、
  その手当について考えておく必要があります。
 【研修場所】
  研修場所は、現住所もしくは登録を予定している地域での受講となります。
  ただ各書士会の研修については、日程が重ならなければ複数の受講も可能です。
  登録予定地のほかに、研修内容が充実しているなどの理由から自分が
  受講したい地域の研修にも申し込みができます。
 【定 員】
  どの研修も会場ごとに定員が設定されています。
  申込者が多数の場合には先着順で締め切られるため、申し込みが遅いと受けられないこともあります。

 合格者に送付されてくる資料や司法書士会のホームページなどを参考にしながら、ご自身のニーズに合った受講ができるよう、情報収集を心がけてください。

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合格した後に、長期の新人研修があると聞いたのですが、どのような研修があるのでしょうか。

大きくは日本司法書士会連合会主催のものと各司法書士会主催の2つに分かれます。

 日本司法書士会連合会(以下、連合会)主催の研修としては「中央新人研修」「ブロック新人研修」「司法書士特別研修」があり、各司法書士会主催の研修としては「単位会研修」があります。

研修名 概要・実施時期など
中央新人研修 全国を東西2つの地区会場(原則、現住所により)に分けて行われる研修。以前は7日間連続で行われていましたが、ここ2年ほどは前期(3日)と後期(4日)に分かれ、後期は8会場で開催。平成24年度は以下の日程・会場でした。
 ・前期 - 12月下旬。東・西地区会場で開催日程は異なる。
 ・後期 - 1月下旬。会場は北海道、東北、東京、中部、近畿、中国、四国、九州の8つ。
※平成29年度から司法書士中央新人研修の前期日程は自宅でも受講できるインターネット配信による「eラーニング研修」となります。後期日程は今までと同じ集合研修となります。
ブロック新人研修 8つのブロック(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分かれて行われる、より実務に即した研修。場所は選択可能で開業予定地での受講が勧められています。
日程はブロックごとに異なります。平成24年度は、ほとんどのブロックが1月中旬に実施されたようです(7日間ほど)。
司法書士特別研修 司法書士が簡裁訴訟代理関係業務を行うにあたって必要な能力を習得することを目的とする研修。簡裁訴訟代理等能力認定考査を受けたい方は必須です。平成24年度は、1月下旬から3月初旬に実施。毎日ではありませんが、土日を中心に週3~4日。課題も多く、とても密度の濃い内容です。
単位会研修
(都道府県の司法書士会)
実施時期、期間、カリキュラムが単位会(都道府県の司法書士会)によって大きく異なります。
配属研修を単位会研修に組み込んで登録の必須条件としているところもあります。就職や開業を考えている地域の司法書士会に必ずお問い合わせください(ホームページで案内を告知する書士会は少数のようです)。

 連合会主催の研修については、案内が連合会のホームページに掲載されますので、必ずご確認ください。

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配属研修とはどのような研修ですか。

実際に司法書士事務所で働き、実務を習得するための研修です。

 実際に司法書士事務所で短期間(1~3か月程度)働き、現場の雰囲気にふれ、実務を学ぶための研修です。研修の一部ですので、お給料はでません。

 配属研修は単位会の研修と切り離されているものと、単位会の研修に組み込まれているものがあります。後者の場合、配属研修を受講しないと単位会の研修を修了したことにならないので、司法書士登録をする際の阻害要因になる可能性があるため注意が必要です。反対に司法書士登録をしていることを配属研修受講の前提とする地域もあるようです。
 研修先の事務所についても、1つもしくは2つの事務所で実施するようですが、研修先を自分自身で見つけなければならない地域もあるようですし、既に就職が決まっている事務所を研修先と指定できるところもあれば、就職先とは異なる事務所を選択しなければならないところもあるようです。
 また、希望者のみの受講であっても、研修申込者が受け入れ事務所より多い場合は、抽選となることもあるそうです。

 各司法書士会ごとに実施時期や期間、仕組みも異なりますので、詳細は登録を予定している司法書士会に確認しましょう。

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新人研修は必ず受けなければならないのでしょうか。

なるべくなら、どの研修も早めに受講されることをお勧めします。

 中央新人研修とブロック新人研修については、受講をしていない場合、司法書士登録をする際に次年度以降の研修受講を求められるようです。未受講の追跡は研修を受けるまで行われますので、早めに受講しておいたほうがよいでしょう。
 特別研修については、認定資格を取得する予定がない方は受講の必要がありません。ただし、合格者の大多数の方は受講される研修ですし、認定の制度が今後どのように変わっていくかは不確定ですので、こちらもなるべく早めに受講し、認定資格も速やかに取得されることをお勧めします。
 単位会研修については、司法書士登録をする際に事前の研修受講を要件としている書士会もあるそうですので、登録したい地域の書士会に必ず確認し、特段の理由がなければ受講されることをお勧めします。



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