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平成25年度司法書士試験合格者の概要
合格者数796名(男女比3:1)、平均年齢35歳、最高年齢67歳
平成25年度の司法書士試験の合格者概要が法務省のホームページに掲載されています。
合格者数は796名で昨年の838名より42名の減少。3年連続での減少です。合格者うち男性は588名(73.9%)、女性は208名(26.1%)となっています。 昨年は女性の割合が過去6年間(平成19年~24年)で最低(21.6%)となっていましたが今年は過去6年間(平成20年~25年)で最高(26.1%)となりました。
■司法書士試験合格者の男女比推移
■司法書士試験合格者数の男女別推移
年 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
平成25年 | 588 (73.9%) |
208 (26.1%) |
796 |
平成24年 | 657 (78.4%) |
181 (21.6%) |
838 |
平成23年 | 671 (76.3%) |
208 (23.7%) |
879 |
平成22年 | 703 (74.2%) |
245 (25.8%) |
948 |
平成21年 | 714 (77.5%) |
207 (22.5%) |
921 |
平成20年 | 691 (74.2%) |
240 (25.8%) |
931 |
平成19年 | 654 (71.2%) |
265 (28.8%) |
919 |

合格者の平均年齢は34.78歳、最高年齢は67歳(1名)、最も若い方は21歳(3名)。年代別に見ると、30~34歳が最も多く25.5%(203名)、次いで多いのが35~39歳で22.6%(180名)。30歳代の方が合格者全体のほぼ半数(48.1%)を占めています。
過去の合格者の平均年齢を見ると平成24年度34.80歳、平成23年度32.94歳、平成22年度33.35歳、平成21年度31.64歳、平成20年度31.94歳、平成19年度31.38歳です。
■年齢別の合格者数
関東圏では1割減、関西圏では2割増
合格者数を受験地別に見ると最も多いのは東京171名、次いで大阪84名、横浜67名、名古屋50名、神戸40名、千葉36名、福岡36名、さいたま 33名、京都27名、広島25名の順となっています。東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県で307名 (昨年338名)、全体の39% (昨年40%)。大阪府、京都府、兵庫県の2府1県では151名(昨年125名)、全体の19%(昨年15%)を占めています。関東圏では昨年に比べて1割ほど合格者が減っていますが関西圏では逆に2割ほど合格者が増えています。
合格者数の増減を受験地別に見ると、関東圏は東京が平成24年の196名から平成25年は171名と25名の減少、横浜、さいたまはほぼ横ばい、千葉が40名から36名で4名の減少。関西圏は大阪が64名から84名と20名の増加、神戸が30名から40名と10名の増加、京都は昨年より4名少なくなり27名の合格です。広島は昨年より5名増えて25名の合格となりました。
■受験地別の司法書士試験合格者数(上位10位)
順位 | 受験地 | 合格者数 | 昨年の順位 合格者数 |
---|---|---|---|
1 | 東 京 | 171 | 1位 196 |
2 | 大 阪 | 84 | 3位 64 |
3 | 横 浜 | 67 | 2位 68 |
4 | 名古屋 | 50 | 4位 60 |
5 | 神 戸 | 40 | 9位 30 |
6 | 千 葉 | 36 | 6位 40 |
6 | 福 岡 | 36 | 5位 44 |
8 | さいたま | 33 | 7位 34 |
9 | 京 都 | 27 | 8位 31 |
10 | 広 島 | 25 | 10位 20 |

2013年11月20日掲載