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事務所の本音・所長の本音

 事務所ごとに人材に対する要望は異なります。事務所側の要望をきちんと把握しないと自分にあった事務所なのか判断できません。「事務所がどのような理由で求人・募集をするのか」「事務所が人材に求める要件とは何か」を確認しましょう。

1.事務所が求人・募集する理由

資格者を募集する理由はさまざまですが主なものをあげてみましょう。

  • 勤務司法書士として活躍してもらいたい……資格者しかできない立会い業務などの要員が足りない、組織の中核を担える人がほしいといったケース
  • 将来の社員候補となってほしい……拠点展開したいので、拠点を任せられる人がほしいというような場合
  • 将来の後継者候補となってほしい。
  • 補助者として働いてもらいたい……所長ひとりでは仕事が回らなくなってきたような場合

2.事務所が求める人材像(固有ニーズ)

求人・募集する理由に応じて、その人材に求める能力・要件は異なります。

長く働いてもらいたい

事務所側が将来の社員候補、勤務司法書士として考える場合も継続勤務を前提としている人材を求めている場合、数年後に絶対独立すると決めている資格者はNOということになります。

事務所内で担ってほしい役割がある

事務所側が将来の社員候補を前提として人材を求めている場合、単に実務をこなすだけではなく、経営者としての役割を果たそうという意欲と能力が必要です。

特定の資格が必須

債務整理部門で働くことを前提としている場合は、特別研修を修了し、認定資格を取得することが必須となります。

専門分野への興味や適正

事務所で資格者に行ってもらいたい業務が決まっている場合、その仕事を前向きにこなす資格者であることが前提です。

3.事務所が求める人材像(共通ニーズ)

事務所ごとに求める人材は異なるのですが、ほぼすべての事務所が所員に求める能力や資質もあります。

コミュニケーション能力

対外的にお客さまと接する機会が多いため、お客さまの課題・ニーズをきちんと把握して、必要なことを確実に伝えることができる能力は必須です。

協調性

組織で仕事をするうえでは、チームのメンバーにも気を配って仕事ができる協調性が重要な要素となります。

ビジネスマナー

名刺の出し方・挨拶の仕方・電話のかけ方など、一から教えてくれる事務所もありますが、できれば社会人の基礎として事前に自分で学んでおくという姿勢が必要です。

パソコンのスキル

申請書の作成や文書の起案は日常的に行う業務ですから、ワード、エクセル、メール、インターネットは当たり前のように使えるようにしておいてください。

4.その他、所長の本音

大企業ではない

大きな事務所といってもせいぜい50人くらいの規模です。しかもここ数年で拡大した事務所がほとんどですから、企業としての整備はまだまだできていないと認識してください。労働条件については、自分の生活その他を勘案して、必ず満たさなければならない条件を整理しておいたほうがよいでしょう。

教えてもらっているとの気持ちが重要

所長の本音は、「教えてあげながら給与を支払っている」です。通常のサラリーマンのように労働力の対価として給与をもらうということではなく、専門家として能力を身につけるために事務所で教えてもらっているとの気持ちが必要です。その気持ちがないと、成長スピードも遅いといえます。


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