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長期的に見ると司法書士試験の合格率は上昇傾向!

 司法書士試験の合格率は「平成22年以降やや上昇傾向にはありますがそれほど大きな変化はない」と先に述べましたが、平成元年からの合格率の推移を見ると右肩上がりに伸びていることがわかります。わかりやすいようにグラフを部分拡大して作成していますので伸びが顕著です。この場合の合格率は司法書士試験の出願者数を母数としています。

 司法書士試験の合格率は平成元年2.2%から平成29年3.3%、1.5倍!

 平成22年の司法書士試験合格率は2.9%、平成29年の司法書士試験合格率は3.3%ですから0.4ポイント合格率がアップしていることになります。これを平成元年から平成29年で見ると司法書士試験の合格率は2.2%から3.3%となり、1.1ポイント合格率がアップしています。簡単にいうと平成元年から平成29年で司法書士合格率は1.5倍になっています。

 司法書士合格率が2.2%から3.3%になるということは出願者数10,000名に対して合格者数が220名から330名となり110名増ですからかなり大きな違いです。平成29年の司法書士合格者数は出願者18,831名で629名ですが、もし合格率が平成元年時点の2.2%であれば414名となってしまいます。

 隣接士業である行政書士の合格率は平成28年で10.9%、弁護士の合格率は平成28年で9.7%ですから、司法書士の合格率3.3%はかなり低いといえます。そのため行政書士、弁護士資格者数と司法書士資格者数の開きが大きくなってきており、今後、司法書士も合格率が上がってくる可能性は高いのではないでしょうか。
 今年の合格率がどうなるか気になるところです。

 

■司法書士試験最終合格率の推移(平成元年~29年)

司法書士試験最終合格率の推移(平成元年~29年)

※法務省資料などに基づきメンターエージェント作成

 

関連情報もあわせてご覧ください。

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