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司法書士事務所の年間売り上げは2,127万円、年収は?

 司法書士事務所の売り上げや司法書士の年収がいくらかと言うことはよく話題になります。その際には司法書士会連合会が平成23年度に実施した「平成23年度司法書士全国調査」(平成23年12月から24年2月に調査実施)の結果が引き合いに出されていました。それによると司法書士事務所の年間売り上げの平均は1,796.4万円(回答数1,755)です。たまにネット上ではこの司法書士事務所の年間売り上げ1,700万円を司法書士の年収と間違っていらっしゃることもあるようです。

 今回、取り上げてみたいのは平成26年2月に公表された「平成24年経済センサス‐活動調査(確報)」(総務省・経済産業省)です。この調査の専門・技術サービス業の中に「公証人役場、司法書士事務所」という分類があり事業所数や従業員数、売上高などを見ることができます(下表参照)。
 なお公証人役場の数は全国で300か所ほどですから、この数字はほぼ司法書士事務所のものと考えることができると思います。

 この調査によれば「公証人役場、司法書士事務所」(以下、「司法書士事務所等」という」の事業所数は8,204か所、従業員数は25,640、売上高は174,494百万円、1事業所あたり売上高2,127万円、従業者1人あたり売上高681万円。1事業所あたりの従業員数は3.1人ということになります。
 ここでいう従業者とは、調査日現在、当該事業所に所属して働いている全ての人をいい、個人経営の事業所で、実際にその事業所を経営している人も含まれます。司法書士事務所はほとんどがまだ個人事務所ですから雇用されている従業員数は約2.1人ということになります。

 では年間売上高が2,100万円で従業員を2名雇っていた場合の所長司法書士の収入はいくらぐらいでしょうか。司法書士事務所の経費は家賃と人件費がほとんどですから都心部であれば経費率60%で年収840万円、地方であれば経費率45%で年収1,155万円というところではないでしょうか。なお地方の司法書士事務所では従業員のうち1名は所長の奥さまというケースも少なくありませんから世帯としての収入はその分多くなります。

 

■司法書士事務所等(公証人役場含)の事業所数、従業員数、売上高

事業所数(か所) 8,204
従業員数(人) 25,640
売上高(百万円) 174,494
1事業所あたり売上高(万円) 2,127
従業者1人あたり売上高(万円) 681

※「平成24 年経済センサス‐活動調査(確報)」より

 

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