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就活時に司法書士法人と個人事務所の違いをどう考えるか

 司法書士事務所への就活をされている方から「司法書士法人と個人事務所の違い」を聞かれることがあります。それに対して「雇用条件や職場環境ということであれば法人か、個人かということだけで違いがでることはほとんどありません」とまずお答えします。

司法書士法人は全国で596法人

 就活をされている方に希望される司法書士事務所のことをお聞きしていると「自分は大規模事務所よりもアットホームな事務所が向いているので個人事務所を希望します」とか「個人事務所よりも司法書士法人を希望します。理由は組織としてしっかりしていると思うからです」というようなことがよく出てきます。法人だと会社組織のようにいろいろな制度や業務マニュアル等もしっかり整っているというイメージをお持ちの方が多いようです。
 司法書士法人制度が誕生したのは平成15年4月1日で、平成28年4月1日現在、全国で596の司法書士法人が設立されています。スタッフ数が100人を超える規模の司法書士法人もいくつかありますが、個人事務所とそれほど変わらない規模の司法書士法人が多いのも事実です。個人事務所がそのまま法人になったというところもあります。また個人事務所でも組織としてしっかりと運営されているところもあります。ですからわたしたちが知っている限り、アットホームかどうかとか、組織としてしっかりしているとかどうかは法人か個人事務所かということではないと考えています。

わかりやすい違いは社会保険の有無

 それでも司法書士法人と個人事務所のわかりやすい一番の違いをあげるとすれば社会保険の有無かもしれません。司法書士法人であれば社会保険への加入が義務づけられています。それに対して、司法書士の個人事務所は任意適用となりますので加入しなくてもよいことになっています。以前は個人事務所では社会保険未加入が当たり前でしたが、最近では個人事務所であっても、スタッフの採用や定着を考慮して、社会保険に加入する事務所が少しずつ増えてきています。

 結論としては、就職先を探すときには、司法書士法人か、個人事務所かということにはこだわらない方がよいと考えています。唯一あるとすれば将来的に司法書士法人の支店(従たる事務所)の代表を目指される場合ではないでしょうか。


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 司法書士業界のことから就職・転職活動、独立・開業まで司法書士に関するさまざまなよくあるご質問にお答えします。

 

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