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司法書士の新人研修と就職時期はどう考えるのか

 この時期に司法書士合格者からよく聞かれるのが「就職活動を始める時期」と「就職時期」です。この点について司法書士試験に合格されたばかりの方が気にされるのは「司法書士新人研修」があるからです。

 司法書士試験に合格されてそのあと、司法書士として働こうとする方は次のような研修を受講する必要があります。
 日本司法書士会連合会(以下、連合会)主催の研修としては「中央新人研修」「ブロック新人研修」「司法書士特別研修」があり、各司法書士会主催の研修としては「単位会研修」があります。

研修名 概要・実施時期など(平成28年度)
中央新人研修 全国を東西2つの地区会場(原則、現住所により)に分けて行われる研修。以前は7日間連続で行われていましたが最近は、前期(3日)と後期(4日)に分かれ、後期は8会場で開催。平成28年度は以下の日程・会場です。
【前期】
・東地区会場(つくば会場)
平成28年12月22日(木)~平成28年12月24日(土)
・西地区会場(神戸会場)
平成28年12月20日(火)~平成28年12月22日(木)
【後期】
平成29年1月24日(火)~平成29年1月27日(金)。
会場は北海道、東北、東京、中部、近畿、中国、四国、九州の8つ。
ブロック新人研修 8つのブロック(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分かれて行われる、より実務に即した研修。場所は選択可能で開業予定地での受講が勧められています。
日程はブロックごとに異なります。平成28年度は、各ブロックで1月中旬に実施されますが(7日間ほど)、近畿ブロックのみ12月と1月にわけて開催されます。
司法書士特別研修 司法書士が簡裁訴訟代理関係業務を行うにあたって必要な能力を習得することを目的とする研修。簡裁訴訟代理等能力認定考査を受けたい方は必須です。
平成28年度・第16回司法書士特別研修は、平成29年1月29日(日)から3月5日(日)までに実施。毎日ではありませんが、土日を中心に週3~4日。課題も多く、とても密度の濃い内容です。
開催は北海道地区、東北地区、関東地区(東京会場・神奈川会場)、中部地区、近畿地区、中国地区、四国地区、九州地区の8地区、9会場です(平成28年度・第16回司法書士特別研修)。
単位会研修 実施時期、期間、カリキュラムが各司法書士会によって大きく異なります。
配属研修を単位会研修に組み込んで登録の必須条件としているところもあります。就職や開業を考えている地域の司法書士会に必ずお問い合わせください(ホームページで案内を告知する書士会は少数のようです)。
 

 このように司法書士試験に合格したあとも司法書士として活躍するためにはたくさんの研修を受講する必要があります。12月から3月初めまでは研修が中心となり、就職しても働けないまたは、就職したら研修が受けられないのではないかという心配や不安を多くの合格者の方が持っています。

 司法書士試験に合格したばかりの資格者を採用する側の司法書士事務所や司法書士法人はこの新人研修と入所時期をどう考えているかということですが次の3つのどれかにほとんど該当します。

1.入所時期は特別研修が終わった3月初旬。
2.入所時期は特別研修が終わった3月初旬だけど、それまではアルバイトとして研修以外の時間で空いてる時に来てもらう。
3.11月とか12月でも採用決定後すぐに入所してもらって、新人研修は休んで参加してもらう。

 司法書士事務所や司法書士法人であれば司法書士試験に合格後は新人研修を受けなければいけないと言うことは知っていますので受けることを前提に考えていますから、入所時期についてはご自身の希望も含めて事務所と相談して決めることができると考えます。なので就活を始める時期は研修が終わる前でも合格がわかった時点ですぐにスタートしても大丈夫です。


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