HOME » 最新ニュース » 司法書士事務所を選ぶときに気をつけたいこと|キャリアプラン


司法書士事務所を選ぶときに気をつけたいこと|キャリアプラン

司法書士事務所は業務内容に特徴があります

 以前であれば司法書士事務所の業務内容というのはどこの事務所もほとんど同じでした。不動産登記が全体の業務の9割以上を占め、残りが商業登記。それが今では債務整理の専門事務所や不動産登記の専門事務所、企業法務の専門事務所などがあります。不動産登記の専門事務所ではさらにマンションなどの登記を専門していたり、戸建分譲住宅の登記を専門にしていたりする事務所に分かれてきています。
 この傾向は都内などで顕著で、成年後見、財産管理などをほとんど行っていない事務所も決して珍しいことではありません。

 一方、郊外型の事務所では取り扱う業務内容が増えてきています。郊外型の事務所ももともとは不動産登記がメインで、時々、商業登記という事務所がほとんどでした。しかし社会のニーズに応じて司法書士が取り扱う業務が増えてくる中で、債務整理や相続、成年後見、財産管理などの業務を行うようになってきています。

 10年とか20年以上前であればどこの司法書士事務所に入っても業務内容は同じようなものなので司法書士事務所を選ぶ場合の基準は所長との相性ぐらいでした。今はどのような業務内容を行なっているのかという点を考慮に入れることが求められます。

将来的に自分がどのような司法書士になりたいのか、
どんな仕事をしたいのかを考えることが必要です

 今の司法書士事務所は業務の内容が極端に違う場合があるので、就職した場合、覚えられる業務もかなり違ってしまうことがあります。極端な例で言えば債務整理中心の事務所ではお客様との面談や金融機関との交渉だけとなることも珍しくありません。また不動産登記中心の事務所の中では資格者には不動産の決済だけをやってもらっているところもあります。登記申請書作成などは専門セクションがやっている事務所もあります。ですから自分がやりたい業務、覚えたい業務をある程度、考えた上で就職活動をしなければ無駄な時間を使ってしまうことになります。

 就職活動を始めたばかりの方に「どのような業務をやっている事務所を希望しますか」と質問すると「いろいろな業務をやっていて覚えられる事務所を探しています」と答える方もいらっしゃいます。まあ確かにせっかく資格を取って就職するのだからできる限り多くの仕事に接して、覚えておきたいという気持ちは理解できます。しかし、そのような事務所は全国的に見てもごくわずかしかありません。ですからそのような希望を持って事務所を探そうとすると全国どこに行っても大丈夫という気持ちで探す必要があります。その気持ちがあれば見つけることは不可能ではありません。ただ単にやりたい業務がまだわからないからということであればやめておかれた方がよいと思います。

 一番、正当な事務所の決め方は、自分がどのような司法書士になりたいのか、将来的にどのような業務をメインにやりたいのかを考え、それに適した事務所を探すことです。それに基づいて自分自身のキャリアプランを作成することが最初になります。メンターエージェントではそのことが資格を取って就職活動を始める前に一番重要だと考えています。
 もしキャリアプランを決められないということであればとりあえずは不動産登記を3年ぐらいかけてしっかりと学べる事務所を探して就職するということはありだと思います。就職活動の始め方や事務所の探し方に迷っている方はぜひわたしどもにご相談ください。キャリアプランを考えるお手伝いもさせていただきます。

 

PAGETOP