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司法書士事務所への『就活』の実際|司法書士就活ナビ(3-2)
入社までのスケジュールを立てましょう
一般的に在職中の転職活動は、3か月~半年ぐらいが標準期間といわれています。期間を決めずにアレもコレもと選り好みしていると、結果、希望とはまったく異なる事務所しか残っていない、ひとつも内定がもらえずアルバイトでしのぐ、といったことになりかねません。
就職・転職活動において、もっとも重要である準備期間(2週間~1か月程度)をかならず考慮して、自分なりのスケジュールを立てましょう。
司法書士試験や研修スケジュールの考慮も必要です
口述試験の合格発表後や研修終了後に就職活動を始める新合格者の方が多いため、10~11月、3~4月は求職数が増え、競争率は高くなります。
事務所にもよりますが、入所日は調整可能ですし、「新合格者の入所は研修終了後から」という事務所もありますので、早め早めに活動されることをお勧めします。
<参考> 司法書士 試験・研修スケジュール(東京地区)
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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結果発表 |
中央新人 研修前期 ブロック 新人研修 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
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研修前期 中央新人 研修後期 ブロック 新人研修 |
認定考査 |
※実際の開催日時については毎年違っていますので、ご注意ください
具体的な活動方法
就職・転職活動の主な方法としては、『自己応募する』『人材紹介会社を利用する』という二通りがあります。それぞれの特徴をよく理解して、自分にあった方法を選びましょう。ふたつを併用することも可能です。
自己応募
都道府県ごとの司法書士会の求人情報やインターネットなどで採用情報を探して、自分で応募する方法です。好きなところに応募できる点が最大のメリットですが、下記のようなデメリットがあります。
<自己応募のデメリット>
▼限られた求人情報から応募先を選択しなければならない
▼応募したからといって必ず面談できるわけではない
⇒書類選考を行う事務所がほとんどですから、それを通るような書類を準備する必要があります。
▼書類の送付・面談日程の調整・条件交渉もすべて自分で行わなければならない
▼一回だけ、しかも30分~1時間という短時間の面接で判断を求められることが多く、お互いの希望・条件の調整やコンセンサスづくりが難しい
人材紹介会社を利用する
人材紹介会社に登録して自分の希望・条件を伝えておき、それに合う事務所を紹介してもらうものです。紹介会社にもよりますが、自己応募のデメリットは解消されます。
司法書士就活ナビ・目次
就職?独立?合格後のことを考えていますか|司法書士就活ナビ(1)
司法書士としての、キャリアプランを考えよう|司法書士就活ナビ(2-1)
司法書士としての、キャリアプランを考えよう|司法書士就活ナビ(2-2)
司法書士事務所への『就活』の実際|司法書士就活ナビ(3-1)
司法書士事務所への『就活』の実際|司法書士就活ナビ(3-2)
応募書類は、こう書く!|司法書士就活ナビ(4-1)
応募書類は、こう書く!|司法書士就活ナビ(4-2)
面接のコツのこつ!|司法書士就活ナビ(5-1)
面接のコツのこつ!|司法書士就活ナビ(5-2)
就職何でも相談|司法書士就活ナビ(6)