HOME » 最新ニュース » 3-2.誰がお客様か(8)|司法書士のための就活コラム


3-2.誰がお客様か(8)|司法書士のための就活コラム

業務のことを知ろう -誰がお客様か-
⑧ エンドクライアントの実務はどんなものがあるのか

 エンドクライアントの仕事はどんなものがあるのか、少し分類してみましょう。

 1つ目は、多重債務者の方からの依頼によるもの。その解決方法は、任意整理・個人再生、破産に大別することができます。

 2つ目は紛争性のあるもの。請求事件ですね。交通事故による損害賠償請求(多くの場合、訴額との関係で物損事故が中心になりますね)、不払い賃料請求・建物明け渡し請求、貸金の支払い請求、不払い賃金の支払い請求などがあります。ちなみに、司法書士は家庭裁判所の代理権がありませんので、家事事件、中でも遺産分割、養育費請求など紛争性のあるものについては業務内容に含まれません。家事事件でも別表第一事件といわれる後見や申立系の案件(財産管理人の申し立て、相続放棄の申立、などなど多数)は業務内容に含まれます。

 3つ目は高齢者を中心とした課題解決で生前にかかるもの。成年後見、財産管理、遺言書の作成、民事信託などなど。

 4つ目は高齢者を中心とした課題解決で死後に発生するもの。死後事務、遺言執行、遺産整理などなど。

 5つ目は企業法務系の仕事。依頼者は企業。税理士からの紹介となるものも多いのですが、依頼元は企業となります。企業法務も会社法務、契約法務、債権管理、労働法務など、企業が経済活動を行う上で発生する様々な法務的な課題を解決するお手伝いとなります。弁護士と業務内容がかぶることも多いのですが、特に会社法務の手続分野については司法書士の強い領域といえるでしょう。

 
 

- 司法書士のための就活コラム -
1.先輩司法書士たちがなぜ事務所選びで失敗しているのか
2.事務所を選ぶ際に確認が必要な3つのこと
3-1.司法書士業務のことを知ろう
3-2.誰がお客様か(1)|チャネルクライアントとエンドクライアント 1
3-2.誰がお客様か(2)|チャネルクライアントとエンドクライアント 2
3-2.誰がお客様か(3)|チャネルクライアントは多様
3-2.誰がお客様か(4)|不動産仲介業者からの不動産決済
3-2.誰がお客様か(5)|実需系のマンションデベロッパーからの集団事件
3-2.誰がお客様か(6)|チャネルクライアントの実務の特徴
3-2.誰がお客様か(7)|エンドクライアントの実務の特徴
3-2.誰がお客様か(8)|エンドクライアントの実務はどんなものがあるのか


PAGETOP