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3-3.司法書士の専門性について(3)|司法書士のための就活コラム

司法書士の業務とは -司法書士の専門性について-
③ どのような過程を経て自身の専門性を磨けばよいのか

 自身の専門性をどのような過程を経ながら磨いていけばよいのかについていくつかの視点で考えてみましょう。

 一番わかりやすいのは、やりたいことが明確な方。たとえば多重債務を抱えている方の課題解決のお手伝いをしたいと考えている方は、債務整理の事務所(但し、過払いだけをやっている事務所はNGです)を選択することになるでしょう。

 企業法務を中心とした仕事をしたいということであれば、まずは3年ほど司法書士業務全般について学ぶこと。そしてキャリアアップとして企業法務を中心とした事務所に転職するのがよいと思います。なぜ最初から企業法務事務所を選択しないのかというと、事務所側がある程度の経験値がある司法書士を求めているからです。企業法務は会社法務のみならず、不動産登記も業務内容に含んでくるので、全くの未経験者に業務を教えるということはあまりしたくないのです。

 近年は高齢者向けのサービスを中心としてやりたいとお考えの方も多いですね。そのような方へのアドバイスとしては、専門性はそれほど高くなくてもある程度総合的に万遍なく業務を習得できる事務所が理想的だとアドバイスします。なぜなら、後見にしても、民事信託にしても、遺言作成にしても、これらの仕事は司法書士の総合力がものを言うからです。

 業務内容ではなく、短期間で独立したいという方には、決済業務だけはきちんと習得されたほうが良いとのアドバイスをします。不動産決済業務は自身のペースで仕事ができませんし、正確性やスピードが求められ、しかも皆さんがお考えになっているより変化球が多い業務です。後の業務は(お客様から選ばれるかどうかは別として)独立してから何とかなると言えばなりますが、決済だけは危険です。

 まだまだ専門性の磨き方については数多くあります。皆さんの事情によって異なってきますので、ぜひご相談いただければと思います。

 
 

- 司法書士のための就活コラム -
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3-3.司法書士の専門性について(2)|地域による違い
3-3.司法書士の専門性について(3)|どのような過程を経て自身の専門性を磨けばよいのか
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