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4-2.独立について(4)|司法書士のための就活コラム

④ 独立の難易度

 すでにお話ししましたとおり、15年ほど前、司法書士は司法書士を雇うことができず、司法書士法人という制度もなかったので、合格したら数年は補助者をやり、その後は皆さん独立をしていたわけです。しかも、独立してもなんとかなった。

 現在は、勤務司法書士の数も増え、司法書士法人の数も増えています(司法書士会連合会のホームページで検索すると、2019年6月6日現在、主たる事務所と従たる事務所含めて全国で1144拠点存在します)。
 つまり、独立していない司法書士もそれなりの数になっているということです。

  勤務司法書士は、
・独立するつもりはなく積極的に勤務を選択
・独立するつもりはあるが(リスクを負いたくないので)消極的に勤務を選択
・独立する修行の場として勤務を選択
 している方々に分類できますが、
 ここで注目すべきは2番目の選択をしている方、つまり「独立するつもりはあるが(リスクを負いたくないので)消極的に勤務を選択」している方々です。
 この方々は独立の難易度が上がれば勤務し続けますし、独立の難易度が下がれば独立へと動くことになります。

 そのような方がどれだけの数いるかは不明なので客観的な話はできないのですが、法人の事業所が増えていることを考えると、独立の難易度は上がっているのでしょう。

 なぜ難易度が上がっているのかは業界全体の事情を詳しくお話しする必要があるのでコラムの別の箇所に譲りますが、端的に言うと競争・司法書士の業務難易度が個人事務所を一から立ち上げことを難しくしているということなのだと思います。

 余談ですが、独立している司法書士を分類すると、
    ・独立を目指してやってきたので独立 
    ・勤務する事務所が近くでないので仕方なく独立 
 ということになるわけで、後者に分類される方は独立の難易度とは関係なく一定数は存在するということになります。

 
 

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