HOME » 最新ニュース » 5-1.事務所のことを知ろう(3)|司法書士のための就活コラム


5-1.事務所のことを知ろう(3)|司法書士のための就活コラム

事務所のことを知ろう -事務所選択のための3要素-
③ 現在の状況、置かれている環境を前提とした現実的な問題

 事務所選択のための3つ目の要素は、自身の状況、置かれている環境についてリアリティをもって確認するということです。

 まずは自身の状況です。
 これは過去を踏まえた現在の状況と言いかえてもよいかもしれません。

 ひとつ例を出してみましょう。
 司法書士としての実務経験が全くない方はよく、「司法書士ができる様々な業務を経験してみたい」「業務を経験する中で適正を考えてみたい」とおっしゃいます。
 その気持ちはごく自然なことだと思います。
 ただ今一度過去の自身のキャリアを振り返って考えてみてください。
 ビジネスパーソンとしての経験が豊かで、タイムマネジメントがしっかりできる、様々な業務がふってきたときに優先順位をつけて滞りなく業務を遂行できる、接客もできるし、事務作業も効率よくこなせる、という方は問題ないと思いますが、その方の経験値によっては同時並行で多様な業務をこなせない、ないしはそのことに慣れていない方もいらっしゃると思います。

 わたしは、全くビジネス経験がない方には、不動産登記業務の量稽古ができる事務所をご紹介することがあります。その理由は不動産登記が司法書士のベースであること、同じ業務を量稽古する方が早く熟練するし、ビジネスパーソンとしての自信もつくからです。

 自分のやりたいことと、今やるべきことは区別していかないと、自分自身が苦しむ結果になることも多いので注意しましょう。

 次に自身の置かれている環境です。
 一家の大黒柱としてお金をある程度稼ぐ必要がある方。子育てや介護などで働く時間に制約がある方、人それぞれ置かれている環境は異なります。理想は理想として大事なことですが、気持ちばかりでは長続きしません。

 少しくらいの背伸びはよいとして、あまり無理をせず、自分の置かれている環境を実現できる事務所を探しましょう。

 ちなみに、事務所全体としてはマッチしないように見えてよくよく話をしてみれば問題ないというケースもよくあります。たとえば非常に残業の多い事務所なのですが、人によって働き方を選択できるという個別対応をしている事務所です。置かれている環境をしっかり先方に伝えて、それでも受け入れてくれるかをぜひ確認してみてください。

 
 

- 司法書士のための就活コラム -
1.先輩司法書士たちがなぜ事務所選びで失敗しているのか
2.事務所を選ぶ際に確認が必要な3つのこと
3-1.司法書士業務のことを知ろう
3-2.誰がお客様か(1)|チャネルクライアントとエンドクライアント 1
3-2.誰がお客様か(2)|チャネルクライアントとエンドクライアント 2
3-2.誰がお客様か(3)|チャネルクライアントは多様
3-2.誰がお客様か(4)|不動産仲介業者からの不動産決済
3-2.誰がお客様か(5)|実需系のマンションデベロッパーからの集団事件
3-2.誰がお客様か(6)|チャネルクライアントの実務の特徴
3-2.誰がお客様か(7)|エンドクライアントの実務の特徴
3-2.誰がお客様か(8)|エンドクライアントの実務はどんなものがあるのか
3-2.誰がお客様か(9)|チャネルクライアントの実務エンドクライアントの実務の違いを改めて
3-3.司法書士の専門性について(1)|司法書士はお医者さんと一緒
3-3.司法書士の専門性について(2)|地域による違い
3-3.司法書士の専門性について(3)|どのような過程を経て自身の専門性を磨けばよいのか
4-1.キャリアプランを考えよう(1)|選択肢は多様との現実
4-1.キャリアプランを考えよう(2)|情報が少なすぎる
4-1.キャリアプランを考えよう(3)|どのように必要な情報を取るのか
4-1.キャリアプランを考えよう(4)|目標が明確な方が手段は決めやすい
4-2.独立について(1)|独立することの意味
4-2.独立について(2)|独立することの意味
4-2.独立について(3)|独立することの意味
4-2.独立について(4)|独立することの意味
4-2.独立について(5)|独立することの意味
4-3.勤務司法書士という働き方(1)|勤務司法書士のメリット
4-3.勤務司法書士という働き方(2)|勤務司法書士のデメリット
4-4.事務所のパートナーという選択肢(1)|パートナー司法書士のメリット
4-4.事務所のパートナーという選択肢(2)|パートナー司法書士のデメリット
5-1.事務所のことを知ろう(1)|自身の目標達成のための手段
5-1.事務所のことを知ろう(2)|自身の目標達成のための手段
5-1.事務所のことを知ろう(2)|自身の目標達成のための手段


PAGETOP